マイカ・ウッズ博士より ウインターターフプロジェクトについて
ウインターターフプロジェクト
コペンハーゲンでは、寒地型芝草の冬のダメージを特に研究している国債プロジェクトである WinterTurf の中心人物たちと食事を共にする機会がありました。
彼らによるとこのプロジェクトは、社会環境において重要な地位をしめる芝草の冬期障害についての知見を深め、問題の解決につなげるために農業関連長期共同プロジェクトであるとのこと。
ウインターターフプロジェクトを率いているのはミネソタ大学と、ウィスコンシン・マディソン大学、ミシガン州立大学、マサチューセッツ大学、アイオワ州立大学、オレゴン州立大学、ラトガース大学、ノルウェイ生物経済研究所。そのほか、北米とヨーロッパのゴルフ場スーパーインテンデント数百名が協力しています。
その食事会の席上で、日本の北部のゴルフ場では芝草の低温障害や氷雪害に非常に苦労しているのかという質問を受けました。わたしは「していますよ。北海道はそもそも非常に雪が多いし、山間部や豪雪地帯のゴルフ場では冬期ダメージの問題は大きいです」と答えました。
プロジェクトの研究者からは、日本のゴルフ場が 25 コースくらいプロジェクトに参加してくれると嬉しいという声がきかれました。日本のゴルフ場で、寒地型芝草で、冬期ダメージが問題になるようなコースで、このプロジェクトへの参加にご興味のある方は是非登録してください。
以下のウェブでの登録が難しければ私が登録のお手伝いをします:WinterTurf website。
プロジェクトに参加することによる時間的な負担は、あまりありません。
冬の到来前に芝の状態が把握できるような写真を提出し、その後は、雪の深さ、芝の上の氷や水たまりの有無を毎週観察記録、翌春に再び芝の状態を示す写真を再度提出するというのが求められる作業です。また、敷地内または近隣の気象観測所からの気象データも提出する必要があります。
マイカ・ウッズ
www.asianturfgrass.com